上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.-- -- l スポンサー広告 l top
獄卒SS企画。第5回のテーマは『異界』という事で
参加して下さった、感想下さった方々ありがとうございました。
詳しい感想は感想配信で言ってしまったので、
そのレジュメとして使ったメモを大体そのまま載せておきます。

それと自分の今回投稿した3作品についての蛇足。
裏設定とかも含めた本当の意味での蛇足なので
そういうの好きじゃない人は読まなくて良いです。


『波に潜む』
段階的にズレていく世界と自分。だけど結局どちらが変わってしまったのかは分からないまま決定的な場面を迎える。認識的な異界物として考えるなら、まさに異界召喚の瞬間。テーマも主旨も非常に分かりやすく企画タイトルに沿っていたので先陣に相応しかったと思う。



『残像』
通い慣れた普段の道を少し外れると知らない風景がある。それ自体も異界らしさだけど、一度戻って振り返ると、そこにそれが存在した決定的証拠は消えてるってのがまた"らしい"感じ。どうせ踏み込むなら案内人はやっぱり美女が良いよね。

勝手感想聞いての追記:こんなシチュエーションで出てくる人が美しくないわけがないじゃないか。


『環世界』
テーマ的にわりと意外だった青春物。同じ場所に毎日通って、同じ授業を受けて、同じ時間に帰宅する。それは必要以上に同じ世界で暮らしてるわけだけど、学外へと目を向ける進路の時期になって、改めて共有してる世界感なんて一日の半分だけだと気付く。言ってみれば進学何て一番身近な別世界かも。



『神様は言った、』
異界と言う文字列からは西洋ファンタジーを感じるけど、あったね古き良き和製トリップ。神隠しってホラーとも冒険とも言い切れない独特の雰囲気があると思う。逢魔が時に道草どちらも神の国への道標。



『非常識<幸せ』
掌編。不思議な事が起きるわけでなく、あくまでも普通の二人の談笑。でも民話や怪談、伝承なんてのは普通の生活の中から生まれた世界感なんだから、日常で暮らす普通の人がそれに重ねて想像を巡らせる。これもある種能動的な異界送りなのかなって。三年峠の姿勢はまさにこの物語そのものだよね。


『殺し屋の俺がこんな死に方をするはずがない。』
殺し屋から見た2つの異界、つまり3つの世界が出て来るけど、結局彼は片方に近付くことも出来なかったし、片方と分かり合うことも出来なかった。異世界を見つけるのと行くのとは別の問題、と。しかし相変わらずのハードボイルド系である。


『とても短い、旅の始まりの話』
異界入りの段階から幻想的な世界に踏み入れているのはアリスのよう。加護石の話が地に足のついたしっかりした設定でそれだけで世界観を楽しめそうだった。いわゆるプロローグ部分だけを描いたタイプのSSだけど、タイトルから雫帆を送り届けるまでの僅かな期間の二人の物語が垣間見える。でも加護石自体に「終着」と「定住」の意味があるなら、選択出会いと別れの物語と思わせておいて、そのままここで暮らす選択肢も――ある種の希望的選択肢もあるのか。旅の終わりが別離とは限らない。あと劇場なので映画の世界、つまり旅の終わりは物語の終わりも思ったけど、それはちょっと悲しいので前者を推します。



自作品の蛇足解説。
無論ネタバレあり。

『救世前夜』

文字数大体5600字。思いっきりアウト。でも出す。
削ることは出来ない訳ではなく、具体的には異界――ミリアノガルドの描写は
全て無くしても話は問題ないのだけど、やらなかった理由は3つ。
一つはこの話はあくまでも「救世主と異界の姫」の物語のプロローグなので、
その姫が単なる怠慢や裏切りで来られないなんてことはあってはいけない。
でも来れなかった理由を最後の段落で全て説明すると、どうにも言い訳がましくなる。
そのバランスをとった結果がこれ。
2つ目はあちらの描写が無い場合は異界の存在が確定しないから。
確定しなければ不安感はあるけど、同時に一部希望は残る。
でも確定させたうえで潰せば、その希望も消せるかなと。
3つ目はSS企画では毎回のように「字数収まり切らないし投稿できないかも」的な
コメントを見かけては「未提出なら規約破っても出して」との応酬があって、
結局その例はなかったので、作ってみたかった。
字数もテーマもあくまでも範囲を絞ることで書きやすくする為であり
投稿を縛る為のものではないので。
あと理由と言うほどではないけど、1人称でのネット小説っぽい書き方。
3人称でのファンタジーラノベっぽい書き方の交錯した作りが結構楽しかったので。
いつかガチファンタジーもやってみたいね。

裏設定と言うか異世界補完。
ミリアノガルドの姫は扉を壊された後は城を追われる。
そして抵抗しつつもじわじわ数年がかりで侵略され
30年後には領地はほぼゼロになる。
しかしその前に僅かに残った部下と共にゲリラ的に内部に潜り込んで
何とか元王城から扉の残骸を回収。そこから更に数年かけて潜伏しつつ修復。
実質何もない状態から主人公と共に反撃の狼煙をあげるがそれはまた別のお話。
テーマとしては「後戻りのできない物語で可能性としてありうる残酷さ」みたいな。

ミリアノガルドはmilano(町)gart(庭)と似た意味を被せただけ。



『39番目の訪問者』

大体3時間で書けた話。大体ギャグ。
主人公はすごく肝が据わった人と言うわけではなく、
かと言って凄まじく順応性が高いわけでもなく、
普通に異世界に困惑してるし、受け入れられてる訳でもない。
単に焦ってあまり周りを気にしている余裕がないだけといった感じ。
興味のあること以外はあまり深く考えず、
特に好きな話になると周りが見えなくなる。
ある種のちょっと頭のおかしいオタク像みたいなイメージ。
ストラとの別れのシーンは最初から決まっていたので、
それを思い浮かべながらストラの台詞を考えるのは楽しかった。

設定とか裏設定とか。
配信でも言ったが、最初の異界と2番目の異界は関連性はない。
召喚方法が違ったり、最初の世界はサイズ以外は地球っぽいが、
2番目は別惑星のような世界観。
巨人さん巨人さん言われているが、勿論主人公がでかいのでなく他の人が小さい。
いわゆるガリバー的なあれ。
サイズは普通の人が10センチくらい。犬も同じくらい。

執筆途中の仮タイトルは『毎週火曜日21:30から絶賛放映中!』。
こちらもタイムリミットが分かりやすくて嫌いじゃない。

名前の由来はあとがきにもあるけど
ストラはエキストラから。
ガヤの町はガヤ声などのガヤ。
どちらも脇役。



『再会の魔術師』

今回唯一の現実物。トリップしない物。
テーマは勝手感想で言っていた通りに「喪失感」だけど、
それは言ってみれば表向きなテーマで、実際は『波に潜む』を読んで
ファンタジーか変人かどっちにも取れる話を書きたくなったので
伊勢貝が本物か否かをボカすのが真のテーマ。
主人公は同窓会に来たすぐ後にライターのオイルを使い切ってしまっているが、
伊勢貝はそれを知らずに主人公のライターを盗り火を点けている。
つまり『数年練習して――』は窃盗と火魔術どちらにもかかってる。
ライターについては主人公が気付きそうだったので泥酔してもらった。

裏設定。これは本当に裏設定。
主人公たちの年齢は22歳で伊勢貝は大学生(当時12歳+10年)。
伊勢貝は大学の寄宿舎「富盟寮」に「安くすむから」と言う理由で
残留し続けている。あまりにも話に関係なかったので出さなかった設定。

伊勢貝の名前の由来は言うまでもなく異世界。

そして設定とか関係ないけど、「平伏す(ひれふす)」は漢字だとすげえ気持ち悪い。
気持ち悪いと言うか「平伏する」の脱字にしか見えない。直せばよかった。


本当に蛇足ばかりだったけど今回はこんなところ。
最近「小説家になろう」をよく読んでいたので、
改行や横書きなどでそこを意識してみた。
やっぱりネットならではの読みやすい書き方はあると思うので。

ちなみに出せなかった4作目は四万問供花の小学生時代の話。
いつか機会があればこれも完成させたい。
スポンサーサイト
2015.03.30 Mon l 未分類 l コメント (0) トラックバック (0) l top

金賞:お兄様さすがです(魔法科高校の劣等生)

銀賞:ラブコメの波動を感じる(未確認で進行形)

銅賞:睡眠の重要性(グリザイアの果実)

4位:負けたらCDデビュー(悪魔のリドル)
5位:王のUTSUWA(実在性ミリオンアーサー)
6位:†不幸になるぞ†(神々の悪戯)
7位:フクシューセヨ(ブレイドアンドソウル)
8位:がをがを~(彼女がフラグをおられたら)
9位:あきらっきー(selector infected WIXOSS)
10位:こころぴょんぴょん(ご注文はうさぎですか?)
11位:どんどんドーナツドーンといこー(SHIROBAKO)
12位:ウチクダケー(シドニアの騎士)
13位:盟約に誓って(アッシェンテ)!(ノーゲーム・ノーライフ)
14位:難しいのね(トリニティセブン)
15位:うんめーにゃー(Wake Up,Girls!)
16位:前尻尾(健全ロボ ダイミダラー)
17位:ちなうんです!ちなうんです!(彼女がフラグをおられたら)
18位:つわりっつ!(健全ロボ ダイミダラー)
19位:我らがズヴィズダーの光をあまねく世界に(ズヴィズダー)
20位:バハリMAX!(神撃のバハムート)


その他候補

そんなのカレーじゃない(Z/X IGNITION)
是非に及ばず(ノブナガン)
エグいパンツ(最近、妹のようすがちょっとおかしいだが)
妖怪ペダル回し(弱虫ペダル)
バローン(テンカイナイト)
ネコサンダー(極黒のブリュンヒルデ)
マラムケ(極黒のブリュンヒルデ)
お前それ魔法じゃねぇよ!(極黒のブリュンヒルデ)
おしょん(トリニティセブン)
お前いつも難儀してんな(蟲師 続章)
ぼっちキャラ登場~サインくださ~い(selector infected WIXOSS)
友達になって下さい(一週間フレンズ)
樹海化警報(結城友奈は勇者である)
万策尽きたー(SHIROBAKO)
パーティの時間だ(ディスク・ウォーズ アベンジャーズ)
なるほど すごいな 悪いのは君じゃない(グリザイアの果実)



作中の台詞だったり、単語だったり、OPの歌詞だったり、ニコニコのテンプレだったりごちゃまぜ。
順位付けの基準としては

・作品外でも見ることがあるか
・目にする頻度(使われやすさ)
・作中でのインパクト
・好み

原作ですでに有名な作品(ジョジョとか)は除外。
思い出せなかっただけで抜けてるのもありそう。
2014.12.02 Tue l 未分類 l コメント (0) トラックバック (0) l top
アニメ「ノーゲーム・ノーライフ」3話の感想と言うか考察みたいなもの。
言うまでもなくネタバレしてるので注意。




待望の3話。自分としてはとても楽しめたのだが、
他の人の評価や感想などを見るに、なかなか
賛否両論の回だったようで。
とりあえず福本作品のような"盤上での細かい頭脳戦"を
見たかった人が「思ってたのと違った」と残念がる事に関しては、
特に無理して面白さを説明するつもりはない。
まぁカイジでも読めば良いと思う。自分はカイジは擦り切れるほど
読んで飽きてるのでノゲノラを見るけど。
さて、それは良いとして根本的に今回のゲームのキモが
分からずに楽しめてない人も多数いるようで、それは些か
勿体ないと感じてしまうので、「要するにこれがどういったゲームで
どういった駆け引きがあったか」
を順を追って見て行きたいと思う。




①挑戦者になるということ

自分もまだまだ原作未読でアニメ3話分の知識しかないのだが、
何となく分かってきたこの世界のゲーム全般に言える肝。それは

1.第三者に下されるものでなく、プレイヤー同士が対戦形式を決める。
2.勝負を挑む、受けるの段階では立場は対等ではない。
 (持たざる者が挑戦を受けてもらうのは難しい)


この2点だと思う。
つまり今回で言うなら、国王選定に関して細かい事が述べられていないので、
正確な所は分からないが、何も持たず横槍を入れた形の空白は
相手に「勝負を受けてもらう」立場であり、ルール決めからその説明に
至るまで譲歩し続けなければいけない側であるのだろう。
今回で言うなら「細かいルール言えや、それにこれってつまりこういうゲームだろ?」
などと対戦前に言うと、警戒され勝負そのものを受けてもらえなくなる可能性がある。
だからこそ"対戦中に如何にルールを深く理解するか"が大事になるわけで、
まさに3話の見所はそれにあると思う。




②イカサマその1

3話においての最大のイカサマとは言うまでもないが

「全く別のゲームをチェスに見せかける」

クラミーが仕掛けた最大の罠はこれである。
空はストラテジーゲーム(正確にはRTSか)と言ったが、
実際は兵士は王への忠誠心のみによって動く、反抗もする。
最早それだとゲームより限りなく実戦に近い"戦争"と言っても良いと思う。
それを踏まえて先程のイカサマを表現すると

「意思持つ兵士を、チェスの駒の格好をさせ、盤上を模した戦場に置き、
 チェスのような振る舞いをするように命じ、相手にはこれはチェスだと
 嘘をついた」


こうなる。「こんなのチェスじゃない」と言う感想も多々見かけたが、
そもそもそれがクラミーの目的であり、今回最大の頭脳戦は
それを見破ること、更にその上で発案者以上にルールを理解し、
意表をついてそれに勝ることである。

空「ハァ?本物の戦争で相手の手番を待つタコがいるの?」




③イカサマその2

さて、クラミーは自分が有利になるズルを相手にルールを把握
させていない以外に2つしている。ただその為に特別なルールも
2つ出来てしまった。

1.駒は意思を持つ→クラミーは魔法による圧制で従わせた
2.駒は寝返ることがある→洗脳魔法を有効にした


これがクラミーが優位になるために作られたルールだが、
同時にそれは空に付け入る隙を与えてしまうことになる。
(カイジの地獄チンチロで456より強い役を作ったように)
まず1つ目に関してだが、クラミーが使ったのはあくまでも「士気」を
強制的に上げる魔法であるようだ。(洗脳か脅迫かは分からんが)
つまり相手の魔法以上に「士気」を上げてしまえば、同じ強さで
同じ数の軍である以上勝つことが出来る。
それが空のやった対策である。

空「古今東西、圧政により自軍を従えた王が賢王だった試しはなく」

最初にクラミーが言った「カリスマで動く」は文字通りだったわけで、
この場合は単純な演説力だけでなく、具体的に褒賞も約束している。
そう考えると一見ギャグにも見える演説も立派な戦略に見える(かも)。

しかし恐らくクラミーはこれを多少は予想していた――あるいは、
不確定要素の多い兵士だけに保険をかけていたのだろう。(クラミーはかしこい)
もう一つ追加ルールとして、本来チェスでは有りえない「駒が寝返る」と
いったルールを作り、更に強制的にそれを行う魔法も準備していた。
実際空もそれは想定外だったようで、かなり焦っている。
だがこれもやはり隙を生んでしまった。
「意思を持つ」「寝返る」2つが合わさり「説得」が可能になってしまったのだ。
これが恐らく空がクラミー以上に"ルールを深く理解した"部分だろう。
それが3話のラストであり、同時に活路にもなりそうである。




④決着はどうなる

ここからは単なる予想なので、今まで以上に適当に聞いてもらいたい所。
さて、このチェス駒コスプレ戦争ゲームは、実際ルールはほとんど説明されて
いないに等しい、と言うかルール無用の戦争に近いと思う。
となると問題になってくるのは一つ――勝利条件である。
まず王がやられてチェックメイトになるのかどうかが怪しい。
現に空は王にも前線に行かせている。
だとすれば予想できる勝利条件は

・敵軍の降伏
・敵軍の無力化


大まかに言ってこんなところだろう。そして兵士に対しての情がない以上
可能性として高いのは無力化をすること。
更に空が勝機を見出したのは敵クイーンの寝返りなので、
クイーンを使うか、説得システムを使うかどちらかの可能性が高そうである。
自分の根拠のない予想としては、「政略結婚や同盟による和平」
だと思うのだが、それはまぁ次回を楽しみにしておこうか。
(もっとゲスい手なら人質だけど、クイーン対する言動的になさそう)




⑤可愛い以外の白の役割

おまけとして今回わりと白は可愛い以外に良い所がなかったようにも
見えるのでその弁護を。
今回少なくとも序盤では空も予想は出来ても、完全にこのゲームを
見切ることは勿論出来ない訳で、つまり「これがチェスである」可能性は
捨てきれないのである

しかしその場合はさほどの問題にならない。
何故なら如何にルール的に不利であろうと「チェスであった場合」
白が負けることは決してないからである。

それがイカサマ勝負であるならば、空が裏を突くことが出来るが、
純粋な実力勝負に持ち込まれた場合――白はその抑止力になっているのだ。
つまり白は強くて可愛い。




⑥まとめ

こうして振り返ってみると、一見破天荒に見えるがこの戦い。
クラミーは「チェス」と単語を使った以上の嘘はつかずに
視聴者含め相手を騙しているし、見破られた時の保険もかけている。
空はある程度の予想はした上で、戦いながらルールを把握し対策を講じている。
さて、これが頭脳戦でなくなんなのか、と。
盤上の戦いと言うより、盤外の戦いであった(ディスボードなのに!)今回のゲーム。
それは今後やってくる国盗りの戦い、その模擬戦のように見えなくもない。


2014.04.25 Fri l 未分類 l コメント (1) トラックバック (1) l top
2/17の21時からやります!
配信場所は

獄卒17ch
自ch(Cavetube)

以上の2箇所で同時にやります。
2014.02.17 Mon l 未分類 l コメント (0) トラックバック (0) l top

とてつもなく今更感が漂うが、何となく気分が向いたので。
第2回獄卒SS企画に投稿した3作品。

「もいちど夢で逢いましょう」
「獏飼いの少年」
「エンドレスワールド・パーフェクトゾーン」

それらの解説をグダグダと書いていってみようと思う。
感想配信の時の発言と、微妙に被るのはご愛嬌。
話としては蛇足に近い文章多め。



もいちど夢で逢いましょう

・執筆期間について
渾身の1作目。字数的にも構想期間的にも
一応これがメインの作品である。
ちなみに執筆にかかった時間はこれが3週間ほど。
獏飼いが2日。エンドレスワールドが1時間。
時間をかけたというより、時間がかかった感じ。

・挿絵について
自分でもいまいちなまま、勢いでくっつけたら、
案の定いまいち何の絵か分からなかった人が多かったようなので解説。
つまりは下の図の配置である。

もいゆめ


背景は言うまでもなく富盟荘。
枕の山を作ったシーンは言うまでもなく屋内なので、これは
どこの場面と言うよりはイメージ的なもの。
解り辛くするのは良いけど、妥協しちゃダメという教訓である。

・話について
自分の中で話を作る時に意識することがあって、
感情に訴えかけるか あるいは 単純に面白い話作りにするか。
大まかにこの二通りのどちらかにするよう心がけてる。
今回で言うと後半2つが後者。そしてこれだけが前者になる。
そして、この作品でのテーマは「寂しい夢」。
そういう意味では、冒頭部分で言いたいことはほぼ書き切っていると思う。
なので「寂しい」とか「悲しい」等の感想は嬉しい限り。
感情を揺さぶるって、創作の一つの目標だよね。

話の雰囲気としては滝本竜彦の「ネガティブハッピーチェンソーエッジ」
みたいにしたいなーと思いながら書いた。


・キャラについて
ちょっとだけ裏設定混ぜながら。
①僕(語り部)
設定上の名前は金本。字数の都合上と言うか
単純に呼ばれる機会がなかったので、名無しになってしまった。
この人だけBADEND。と言うかEDに辿り着いてない。
ちなみに文中で一人称が「俺」になってる箇所が1個あったけど見逃して下さい。

②宮間
自分の中でのイメージは、変人に憧れる変人。基本イケメン、チャラ男、要領の良い男で遊び人。
普段は静かなグループにいるくせに彼女持ちのようなタイプ。
「枕は夢への船」って設定は、場面作りの為のでっち上げだったのだが(作者的にも)、
それなりに説得力はあったと思う。ちょっと蟲師の枕小路と被るけど。
執筆中は書く度に「平間」と間違えまくったが、多分全部直した……はず。

③久賀野
夢追い人。一応主人公ポジションだが、台詞がすごい少ない。
イメージとしては天然の変人。熱中すると周りが見えなくなるが無趣味人間。あと眼鏡。
例の夢がなければ、何の目標もなく真面目に勉強しフッと自殺するか、
目標ないまま社会人になり、10年後くらいにフッと自殺するかといったところ。
まぁつまりハッピーエンドということ。

④消された男
幻の4人目。字数的にカット。
設定上の名前は奥川。口数が少なく暗い男。
この男が登場していた場合、奥川は大学を辞め、
久賀野は寮で自殺していた可能性高し。

ちなみに宮間がミヤマクワガタっぽくて、奥川がオオクワガタっぽい名前になっている。
クワガタ統一にしようかと思ったけど意味がなさすぎるので止めた。
その場合は金本は小桐(ノコギリクワガタ)とかになってただろう。

自分の中でのタイトル略称は「もいゆめ」。


・獏飼いの少年

1作品目より大分短い2作品目。
獏を使った話。初期構想にあった小学校の話を混ぜて2日で完成。
悩んだのは飼育係にする理由くらいで、ほぼノンストップで書くことが出来た。
ジャンルとしてはコメディやホラーと言うよりは、ブラックジョークの類のつもり。
「出来る奴は夢がすり替わっても成功する」とかそんな教訓めいた話ではなく、
ただただ嫌がらせして失敗するだけの話。

・獏について
妖怪っぽい不細工な方の獏。捨て小獏なので子犬ほどの大きさ。
夢は夜に食べるわけじゃなく、授業中に食べる。

・少年について
別に野心があるわけじゃないので、悪戯程度にしか獏は利用しない。
そもそも野心を抱いたら、それも食われそうな気もする。
悪戯も思いつきレベルのことしかやる気が起きない。
そこも含めて目標のない少年。

前々作「昨日の過去」前作「もいちど夢で逢いましょう」が
比較的長い作品を5000字に収めたのに対して、こちらは
最初から2000字以内の短いものを書こうとした作品。
情景描写や心理描写を初めから入れない作りにすると、
意外と書きやすいことが分かった。



・エンドレスワールド・パーフェクトゾーン

構想自体はぼんやりとあったものの、実際書く気が起きたのは1時間前という
とにかくギリギリで無理やり仕上げた3作品目。
ジャンルはホラーもどき。
「意味が分かると怖いコピペ」が一番近いジャンルのつもり。
一応これに関しては解説をすると、

「会社の階段から落ちて、頭を打ち、そのまま意識が戻らなくなった人の夢」

と言った話。回答は書かなかった分、結構分かりやすくしたつもり。
でもそれが解らないと、「これのどこが夢の話なの?」となる悪戯にしてみた。
作中に「夢」の単語を出さないように気を付けたのもそれが理由である。
夢と言う単語が出てこない、夢オチの話がテーマ。
作中にあるヒントとしては。

所々混ざる()の文章。上から
「起きて、目を覚まして」
「聞こえる?ねぇ目を覚まして」
「〇〇っ!おきて!目を覚まして!」
それと最初の一文。
今でも母の起こす声が聞こえるほどに
              →すべて意識不明の主人公に呼びかける母

情景描写が少ない中、何度も出てくる「階段」の単語
              →階段から落ちた(最期の記憶)

地面から浮いてるかのように軽い
              →死んでる

座るにはやや冷たいと思ったが、気持ちに余裕がないせいか何も感じなかった。
              →夢の中では痛くない的な(実際は痛いらしいが)

階段から落ちた時からツキが良くなった
              →そこから先が夢

最期の「永遠に続くものに思えてならないのだ
              →夢から覚めない=2度と目覚めない

こんなところ。

もい夢が「良い夢は起きると悲しいから悪い」といった話なので、
これは逆に覚めない良い夢。
そう考えると世界の終わりとハードボイルドワンダーランドっぽく見える。



ってな感じで以上解説でした。
2013.04.11 Thu l 未分類 l コメント (1) トラックバック (0) l top
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。